愛犬との生活を重視した、統一感のある室内空間を実現

札幌市 O邸

新しい家族として愛犬を迎え、庭で遊ぶ様子を常に感じられるように設計された邸宅。それまでの生活スタイルを踏襲し、独立したキッチン、WIC(ウォークインクローゼット)と水回りを1階に設け、将来の生活を見据え、玄関脇には予備室が備えられた。
リビングは吹き抜けの高い天井と大開口を持つほか、リビングから中間部(スモーキングルーム)そしてダイニングの配置を工夫し、奥行きと余白のあるプラン構成とし、広々とした印象をさらに強調している。この1階リビング・ダイニングと2階の寝室には間仕切りがなく、吹き抜けで一体化したワンルームとなっている。空間全体の統一感を得るとともに、寝室からも庭を見渡すことができる。
また同時に、2階寝室には腰壁の形状に合わせた羽目板の天井と間接照明を設けるとともに、階段手すりを曲線の形状とすることで空間にアクセントを与えている。
リビング・寝室は毛足の長いタイルカーペット(ユニットラグ)、玄関・水回り・ダイニングキッチンはタイル貼りとするなど、愛犬との生活を重視した仕上げにもこだわり、新たなライフシーンに合わせた住まいとなった。