二面開放のリゾートハウス

ニセコ P邸

この邸宅は、蝦夷富士とも謳われるその勇姿を住空間へ招き入れるべく設計。世界が注目するニセコの地に、新たなランドマークの誕生です。敷地は南東に羊蹄山を望む、傾斜のある角地。スキー場行きのバス停がすぐそばにあり、人通りの多い立地です。地下RC、1・2階が木造という3階建ての設計に、石出代表はひとつの挑戦を試みました。南を軸に、東西2方向を開放したダイナミックなプラン。いわば、骨組みだけでガラスの一大空間を構築しようというものです。木造軸組工法をベースに改良を加えて耐久性をより向上させたHOP工法と、木質ラーメン工法の合体。HOPでも初となる新工法の採用で、強度と開放感の両立をクリアすることができました。屋根はゆるやかなウェーブを描く、やさしい造形。水回りを完備した4ベッドルーム、ホームパーティが楽しめるワイドなLDK。メディアルームに、露天式のジャグジーバス、そしてオーナーの大のお気に入りになった和室など、ロングステイにはぴったりです。