パッシブハウスの家

札幌市 H邸

家の顔となる玄関は、品格ある黒の御影石を敷きつめ、大きなガラスの開口部によって中と外との境を感じさせないオープンな印象を与えています。
玄関を入り大きな開口部からテラス越しに中庭を眺めながら奥へ進むと、リビング・ダイニング・キッチンの一体となった30帖を超える広さをもつ天井の高い堂々とした大空間が現れます。キッチンは、間接照明を効果的に用いている、大容量の収納を備えており、使いやすさとデザインを両立させています。ホテルの様にゆったりとした造作風呂とパウダールームでは、極上のプライベート空間を実現。2階には、繊細な細工の格子戸で仕切られた自分の世界に没頭できる隠れ家のような書斎兼シアタールームが設けられています。南面屋根にソーラーパネルを搭載して太陽光発電を行ったり、雨水利用システムや新素材ウッドファイバー(木質繊維断熱材)を採用するなど、パッシブハウスの考え方にもとづいて新しい設備も導入しています。これからの住まいに対するHOPの考え方を表した、品格あふれる新しい邸宅が誕生しました。