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線の下には家が建てられず、残った三角形線の下には家が建てられず、残った三角形の土地での設計になった。の土地での設計になった。「幸い法改正があり、線下でも車庫・物置「幸い法改正があり、線下でも車庫・物置ならばOKになったので、それをうまく利ならばOKになったので、それをうまく利用して…ということになりました。厳しい用して…ということになりました。厳しい条件のもとでの設計になりましたが、この条件のもとでの設計になりましたが、このフォルムは制約あってのもの。制約があったかフォルムは制約あってのもの。制約があったからこそ、困難の中から生まれたものでしょらこそ、困難の中から生まれたものでしょう」う」MMさんは外観へのこだわりだけでなく、さんは外観へのこだわりだけでなく、内装や家具への想いもしっかり描いていた。内装や家具への想いもしっかり描いていた。家族が集うリビングをどういう形にするか家族が集うリビングをどういう形にするかは、一番時間をかけて話し合った。は、一番時間をかけて話し合った。「玄関からの流れ、リビングからキッチンへの「玄関からの流れ、リビングからキッチンへの流れを妨げず、ソファーが渦の中心をなす流れを妨げず、ソファーが渦の中心をなすようにしたい。だからこそソファーの位置はようにしたい。だからこそソファーの位置はもっとも重要ですし、ソファーそのものにももっとも重要ですし、ソファーそのものにもかなりこだわりました」かなりこだわりました」足が棒になるほど家具屋や工房をまわり、足が棒になるほど家具屋や工房をまわり、理想のソファーを探したが見つからず、とう理想のソファーを探したが見つからず、とうとう自分でソファーの模型を作ったものをとう自分でソファーの模型を作ったものを持ってこられたのには驚いた。持ってこられたのには驚いた。「粘土で作った模型を見せ、まだ土がむき「粘土で作った模型を見せ、まだ土がむき出しの現場に『ここに、こうやってくつろぐ出しの現場に『ここに、こうやってくつろぐ感じで!』と座ったり、体を投げ出したりし感じで!』と座ったり、体を投げ出したりしたので、はたから見たらさぞ変な人に見えたので、はたから見たらさぞ変な人に見えたでしょうね(笑)。でも石出さんやスタッフたでしょうね(笑)。でも石出さんやスタッフはなぜ私がそこまでここにこだわるのかをはなぜ私がそこまでここにこだわるのかをちゃんとわかってくれていて、その思いを見ちゃんとわかってくれていて、その思いを見2012.7summer2012.8summer2012.9autumn200chapter 4“Human Nest”Time line of house building 2010 ____ 2012document

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