プライバシーと騒音から守る

札幌市 S邸

この建物は、「国道沿いという立地条件でプライバシーを確保し、騒音を防ぐ」、「ご主人の趣味のスペースを確保し、落ち着きのある空間を構成する」の2点をテーマに計画されました。
地下1階をご主人の趣味である車のための専用スペースとし、1階は事務所と住宅へ繋がるポーチ、風除室を配置し、2階・3階をご家族の居住スペースとしました。リビングダイニングに囲まれたテラスの廻りが、2層分の高さのあるコンクリートの壁で構成し、カーテンをかけずにプライバシーを確保すると同時に、国道の騒音を防ぎ静かで落ち着いたリビング空間になるよう企画しました。ダイニングには暖炉を設置し、その後ろにはご主人こだわりの北黄石を積み上げた壁が暖かで重厚な雰囲気を演出しています。