HOPの家には、そこに暮らす家族一人ひとりの物語があります

3Fリビングからの眺望

テラスに設置されたジャグジー
落ち着いた住宅地にある120坪の大きな敷地。そこは、南に向かって大きく下がり、最大で6mもの高低差がある傾斜地で、敷地を分断するように土留めの石ブロックが築かれていた。ほかの建築家が敬遠するような条件の土地だった。ビル建設並みの工事で地下8mまで掘り下げ屈強な基礎を築ている。地下には、壁一面が鏡張りで音響設備も整った空間は、バンド練習や踊りの稽古にも心おきなく集中できる、60帖ものスタジオ。1階にご主人の書斎、2階にリビングと子供部屋、3階にセカンドリビングと主寝室となっている。玄関の扉には、道産タモ材による幅1.5mの引き戸が採用され、簡素ななかにも落ち着いた美しさを演出。扉をくぐると、畳敷きのホールに迎えられ、その高級旅館のような趣に意表をつかれる思いです。しっとりした和の佇まいに癒されながら、右へ進むと階段、左手が書斎という設計。書斎の正面には、ガレージの屋根を利用したビオトープがあり、緑の植栽のなか、風水に従って右回りに流れる小川がつくられている。

アプローチ

外観
ゲストの多いライフスタイルを考えて設計した2階のリビングは、ナラのフローリングと2つのお座敷がつながる一大空間。天上に張った杉板が、和と洋の空間をひとつにし、上質かつ、ほかでは味わえない開放感をつくりあげている。一方、3階に設けたもうひとつのリビングは、家族のためのプライベートスペース。ナラのフローリングに琉球畳を敷き詰めた、和洋折衷の清々しいしつらえです。6mにも及ぶ引き込み式の扉をすべて開放すれば、床と同じレベルで揃えたテラスが外の景色をそのまま室内に採り込み、空間の広がりをダイナミックなまでに楽しませてくれる。テラスの西側には、ジェットバスを設置。街の夜景をながめながらの囲いひとつない露天風呂を楽しめる。道産材をたっぷり使い、高い断熱性能を誇るオール北海道仕様の家は、健やかな空気と端正なデザインにあふれ、暮らしの快適性をもたらしている。

エントランス

アプローチ

2Fリビング


左上:スタジオ 左下:ビオトープ 右:キッチン



左:パウダールーム 右上:和室からリビングを見る 右下:3Fリビングからテラスを見る

3Fリビングルーム