HOP

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作品紹介

HOPの家には、そこに暮らす家族一人ひとりの物語があります


CASE 78

やわらかな灯りにほっとする
夜の表情も美しい邸宅。

< 札幌市 K邸 >

 

 豊かな緑地と風格ある家並みが続く気品ある住宅地。すっかり日も暮れた帰り道、わが家から漏れる灯りが通りを照らし、「おつかれさま」と迎えてくれるかのようだ。
内と外の一体感を楽しめるよう配慮し、昼は太陽の明かり、夜は雰囲気のある灯りと暮らせるように光を意識した設計デザインに。周辺にはHOPの家が点在しており、こうした家が増えることで「街並全体を美しく」との思いも込めた。
水平を意識したデザインで建物の高さを抑えて威圧感を解消し、その表情はあくまでもやさしく、家族の暮らしに穏やかな光を注いでくれる。

エントランス

エントランス

外観

外観夕景

2Fリビングルームを望む

リビング

「HOPの家は、和のテイストでしょう?」そう質問を投げかけたのはご主人だった。ナラやタモ、カラマツなど、ムクの木の風合いを生かして柱や梁をあらわしにするデザインが「和風」に感じられたのだろう。ご主人の希望は「ホテルのような住まい」。 そこで自然素材の質感を生かしつつ、シンプルなモダンデザインをベースとしたプランニングを提案した。いよいよHOPの家を建てることに決めたときは、住宅そのものの性能や施工力の高さにも信頼を深め、設計者に対し「まかせた」という関係ができていた。ただし、「かっこいい家にしてね」との条件付きで。
1階はLDKと水回り、2階は主寝室と2つの子ども部屋、和室、フリースペースという構成。全体のプランとしては、今だけではなく将来的にもずっと住みやすい空間であることが前提。たとえば、昨今はオープンスタイルのキッチンが人気だが、この家ではリビングとダイニングキッチンをゆるやかにつなぎながらも、ソファに座ったときキッチンカウンターが視角に入らないようにするなど、細やかな工夫も。お子さんが小さい時は家事をしながら全室見渡せるのは便利だが、やがて暮らしが成熟したとき、キッチンとくつろぎの場はそれとなく分けた方が落ち着くと考えたのである。

リビング夜景

階段ホールの吹き抜け

リビングの南側は全面開口とし、白いタイルを敷いたテラスが室内の延長に見える。隣家を仕切る白い壁と、室内と同じデザインで統一したベンチのようなカウンターも、内と外の境界を曖昧にして、空間の広がりをさらに増幅させるのだ。中庭を取り込むリビングはゆったりと心地よく、一日中、光の変化を眺めていても飽きないほどである。
 2階の和室も特徴的で、障子を放てば階段ホールの吹き抜けと一体になる。明かり取りの窓は、ちょうど鴨居と同じ高さからが立ち上がり、天からの光が存分に降り注ぐ。また、空の青と山の緑だけを切り取るこの窓は、外観の重要なアクセントにもなっている。
  内玄関に設けた大容量のシューズクローゼットや、主寝室に連動させた一部屋分ほどのウォーキングクローゼットなど、豊富な収納力も先々まで快適な生活をサポートすることだろう。そこに暮らす家族の希望をベースに、同じ気持ちで夢に向かう住まいづくりのパートナーと出会えたら、それほど心強いものはない。

ダイニングキッチン

ダイニングから中庭を望む

エントランスホールの蹲踞(つくばい)

2Fテラス夜景

丸窓

(左)モダンデザインに遊び心のある曲線を表現 (右上)階段ホールから見た和室  (右下)テラスから眺めるリビング夕景

ダイニングキッチン

外観