HOP

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作品紹介

HOPの家には、そこに暮らす家族一人ひとりの物語があります


 


アプローチから外観を望む

 

 この住宅は、ご夫婦がそれぞれの趣味を楽しむことができるゾーニングで設計された。 敷地は利便性抜群で、周りにはマンションが建ち始めているが、この一角はまだまだ低層の住宅が品よく並ぶ中央区に位置している。

 

            

エントランスホールより茶室を見る
ご主人は絵画、奥さまはピアノと茶道と、お二人の趣味が多彩で、それぞれの空間を一緒に楽しめるような構成にした。
建物の前面には、来客が苦労せず車の駐車ができるようにと、大きなカースペースを設け、左側が本屋部分、右は茶室ゾーンである。茶室は付け柱と母屋丸太を表し、破風を細くすることで数寄屋造りとしたが、茶庭がその雰囲気をさらに醸し出している。
玄関に入ると和の空間が広がり、茶室へと導入される。
玄関ホールから前室に入り、そこから八畳の茶室へと導かれるが、炉は四畳半切、床の間の左側に床脇を備え、座敷としても空間を楽しめる演出を施した。障子を開けると茶庭が見え、手水、踏み石がちょうどよい景色で飛び込んでくる。亭主である奥様の審美眼を演出することができた。


光を抑え、しっとりと趣のある八畳の茶室


茶室水屋

茶室より露地を望む



左側の本屋ゾーンに入ると、正面にグランドピアノがあり、リビングの雰囲気をコンサートホールのようなイメージにしてくれる。 

全て自然素材で造られた空間から、大きく切り開かれた窓の外に見える広い庭は、お二人の手作りで、のんびりした時間が流れている。
この空間が2階まで続き、そこには吹き抜けと広いスペースのご主人の趣味の世界がある。ご主人が制作中の油絵が凛と飾られていた。
ピアノの音響は抜群で、2階のアトリエで共鳴し、家全体に広がっていく。お二人のそれぞれのご趣味が、邪魔をしないで共有された、優雅な終の棲家が完成した。



ご主人が絵画を楽しむアトリエ(右)
グランドピアノのあるリビング(下)



陽差しが差し込むリビング。