HOP

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作品紹介

HOPの家には、そこに暮らす家族一人ひとりの物語があります


 

ダイニング・キッチンよりリビングを望む。

 


やわらかな曲線を描くエントランスホール。
 

本物の素材がもたらす快適性、そして耐久性。

山麓通りから藻岩山に向かって小道を登りきったところに、この建物がある。南側は藻岩山に隣接しており、四季折々の緑を楽しむと同時に、北側には札幌の街並みを一望できるという絶好のロケーションである。
 オーナーはご夫婦と4歳、2歳になるお子さんの4人家族。ロケーションから、2階リビングは必須であったが、敷地に大きな高低差があるため、子ども部屋の床レベルを中2階としたスキップフロアを採用することになった。構造は一階部分を土留めを兼ねたコンクリート造とし、その他を木造軸組としている。

            
 1階は、2台分の駐車場と寝室、そしてご主人様こだわりの浴室。浴室に使った十和田石は、水に濡れると薄いグリーンから鮮やかなグリーンへと変わり、一日の疲れを癒す贅沢な空間となった。浴室の大きな窓は、全面を開放できる引き戸となっとおり、露天風呂の感覚を味わうことができる。 中2階の子ども部屋は、スキップを利用して天井高さ3.2メートルが確保できた。そのため、子どもたちの成長に伴って2部屋に間仕切ることはもとより、断面的にもフレキシビリティを持たせたため、ロフトの追加など改造を容易にしている。
 
 2階は、間口3間弱のトンネル状のワンルームとし、リビング・ダイニング・キッチンのどこからでも、北側に広がる街並みの眺望と反対側の森を楽しめるようにした。大きな開口部をとることで、構造的には不安定になりがちだが、ここでは柱と梁の接続部を大型のHOP金物で緊結して全体の剛性を高めている。 構造、環境、防犯、安全・・・と個々の設備の性能は日々進化を遂げているが、やはり、変わらず住宅に求められるものは「快適性」であり、住み手とともに何十年もの年月を過ごすことのできる「耐久性」が必要なのだと考えられる。そのためにも、深みの増す、本物の素材選定が大切であると思う。


和室の入り口は石を敷いた風雅な仕上げ。

 


         玄関ホール正面におだやかな曲線を描く塗り壁。

 なめらかな曲線が美しい2ボウルタイプの洗面カウンター。

十和田石の浴槽にゆったりと身を沈め、窓辺の景色を堪能できる。



  ダイニングから眺める街。夜はきらめくイルミネーションが楽しめる。