HOP

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作品紹介

HOPの家には、そこに暮らす家族一人ひとりの物語があります


 


森に建物全体が抱かれたような構成。最大斜度は36度もある。

 

敷地は札幌の中心部を一望出来る宮丘公園に南接する傾斜地である。最大36度という絶壁に近い傾斜した敷地は奥側で15mの高低差にもおよぶ。

 

 

ハイサイドライトから光が入る開放的なリビング

 

 

オーナーの要望はその敷地の1番高い所から札幌市を一望したいと言うのだ。この場所には建物など建つわけがないと町内会が噂し、不動産屋さえ売る事を躊躇していたこの敷地をあえて選び、絶対ここに建築したいと言うオーナーの熱意を受けて挑戦する事を決意した。
  公園隣接地という事もあり、周囲環境への配慮から敷地形状に極力手を加えない設計を心掛けた。
道路から建物に至るまでには実に50段の屋外階段を登る事になる。まさにオーナーにとっても挑戦する家である。
 屋外階段を登りきり、ブリッジにて建物本体へとアプローチする動線は視界の広がりと共に感動的な空間となる。
1階はスタジオと外露地待合も備えた茶室との構成としておりパブリックゾーンとしている。
2階は、完全にプライベートゾーンとし上下階での動線分けとした。
リビング、ダイニングより望む景色は遠く石狩まで見渡すことが出来、あたかも建物が空中に浮いているという錯角を覚える。南面に取り付けられたハイサイドライトは光を部屋全体に取り入れることにより、明るい広がりのある空間となった。
建物全体を山の中にすっぽりと埋め込んだ形にしたこの建物は、都会生活で忘れがちな四季の変化を家の中のどこからでも感じられる住宅となった。
 
四季の彩りが楽しめるハイサイドライト

 


路地から前室を見る

茶室


1Fバレエスタジオ   
 
階段吹き抜け 

外観。

アプローチよりみた外観。

建物に延びるブリッジ。
札幌の街を見渡すことができる。
■建築データ
<家族構成>夫婦
<規模構造>1F/RC造 2F/木造・地上2階建て
<延床面積>342.18・(103.5坪)
<外部仕上げ>屋根/長尺鋼板
<外壁>コンクリート打放 ガルバリウム鋼板
<建具>玄関ドア/木製断熱ドア 
窓/アルミ断熱サッシ(Loe-Eペアガラス)
<特徴的な内部仕上げ>床/メープルフローリング
 壁/珪藻土塗壁 天井/珪藻土クロス貼
<断熱仕様>壁/ウレタン吹付 高性能GW
 天井/ブローイング 床/押出FP板