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アプローチ部分から見る北側外観。
外壁のレンガは、江別のレンガ工場の建物に使用していたものを1年以上かけて集めたという。 |
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緑豊かな周囲の自然に溶け込むようにたたずむGさん宅。
黒くなった下見板やレンガ、柱や梁、床や天井の色合いが醸し出す風格は、年月を重ねてこそにじみ出てくるものだと改めて感じさせられます。
レンガ工場の建物に使われていたというレンガを再利用して仕上げられたエントランスを通 り、家の中に入ると、カラマツの柱と梁が現しになった堂々たる空間が広がります。 |
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設計を手がけたHOPグループ代表の石出和博は、当時はせいぜいチップにしか成り得なかった道産のカラマツ材をあえて使い、ひび割れやヤニが多くて誰もが使えないと言ったこの木材を見事に建築にしました。
「そう言われても木は木。なぜか、使えないものを使うのは自分の使命だと思った」と石出は当時を振り返ります。HOPの家は、この家が原点となっているのです。 自然のものが好きだというGさんは、このカラマツ材が見せる変化を楽しみながら今まで暮らしてきたとのこと。
そうとはいえ、やはり柱や梁のひび割れやヤニからは逃れられなかったといいます。ただ、それは生きているものだという証拠であり、それで家が傾くわけではないので不安に思うことはなかったそう。「木が乾燥して夜にビシッという音がしたけど、なんだかそれが楽しく思えた」と話す奥さん。 |
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普通 、柱のひび割れはクレームになるもので、石出さんはGさんの設計に対する信頼と理解があったからこそ出来た家だと言います。
これらの素材は、家族の暮らしと共に長い年を経て色の変化こそ感じるものの、自然の嫌みのない古さが空間全体に深みを与え、落ち着きを感じさせています。
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居間から見る。太く見事な柱と梁はカラマツ材。床はナラのムク材、壁はスタッコ仕上げ、天井はカラマツ材の仕上げ。 素材の色に年月の経過を感じる落ち着いた雰囲気。
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| 「ムク材のメンテナンスは、表面を削ればきれいになるし、傷も消える。 そうやって手をかけるとまた違う味が出てきて。素材自体が自然のものだと実感します。愛着をもって手をかけていきたい」と奥さんは言います。そして、「家って年月が経たないとわからないことがいっぱいあるのね」とも。
家と向き合い長く暮らしたからこそ語られる言葉でした。家に対する前向きな姿勢を感じました。 |
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玄関内部
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地階の和室の様子
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多目的室より和室方向を見る。趣を感じる空間
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| 窓辺の小物 |
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構造規模/木造一部RC・地上2階、地下1階建て
延床面積/約80坪 |
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